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2019年12月2日
LABOT、受講費用が発生しないISAsを採用したプログラミング学校を1月に開校
LABOTは、ISAs(Income Share Agreements)モデルを採用したプログラミングスクールを、来年1月に東京の恵比寿ガーデンプレイスで開校する。それに先駆け、11月29日から1期生の事前募集を開始した。
ISAsは、受講開始から卒業までの期間は受講費用が発生しない代わりに、一定の条件を満たした場合に、卒業後の収入から一定割合をスクールに支払うという内容の所得分配契約。学生が多額の学費ローンを抱えることが社会問題となっているアメリカでは、職業訓練校から大学までさまざまなスクールが採用を始めており、合衆国上院にもISAs法案が提出され議論が開始されている。
LABOTでは、これまでIT業種へのキャリアに関心を持ちながらも、金銭的なハードルや不安からプログラミングスクールに通うことができなかった人や、自分のキャリアを再選択したい人を対象に導入する。
具体的には、現在の年収水準が概ね420万円以下の非IT職種・プログラミング未経験者を対象に、6カ月のカリキュラムを提供する。入学金や学費の支払いが一切ない代わりに、卒業後に希望する職種へ就労が実現した後、一定期間(24~48カ月)、給与の13~17%を支払う義務が発生する。
学習中に挫折してしまったり、望む転職に成功しない場合や、同社のISAsの規定に定める年収ライン(320万円)を下回る期間においては、支払いの義務は発生しない。また、支払い期間に病気や怪我、介護、育児などの何らかの事情で給与を得られない場合、その期間のISAsにおける支払いは停止し、金利は発生しない。
学習に必要なノートパソコンは事前に各自用意が必要であり、同社指定の提携リースを利用する場合は月額数千円の費用負担が発生することがある。また、スクールが推薦する副教材の購入においては実費負担となる。
応募条件の1つは、原則週50時間の学習時間が確保できること。平日7時~24時までスクールが開放されいつでも利用できるほか、カリキュラム前半においては厳しい出欠管理がある。また、受講にあたっては、エントリーシートの提出や複数回の面談など、厳しい事前審査が行われる。
11月29日からLINEアカウントを開設し、入校希望者向けの情報配信を開始した。
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