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2020年2月12日
ローランド×鼓童、電子和太鼓「TAIKO-1」完成 今夏発売
ローランドは10日、太鼓芸能集団「鼓童」と協力し、担ぎ桶スタイルの電子和太鼓「TAIKO-1」を完成したと発表した。
和太鼓は日本各地の伝統的な祭りや寺社祭礼、学校教育などで使われ親しまれているが、演奏時の音量が大きく、本体のサイズや重さによっては持ち運びに苦労し、練習する場所や演奏会場が限られることが悩みのひとつとなっていた。
TAIKO-1は、打面を叩く位置や強さに応じて多彩な音を奏でる和太鼓特有の音色変化を、ローランドの技術によって忠実に再現している。桶胴太鼓はもちろん、異なる種類の和太鼓や拍子木、さらには太鼓以外の打楽器の音色まで内蔵し、1台でさまざまな音色を使って演奏できる。
打面には、静粛性に優れたローランド独自のメッシュ素材を採用し、音の大きさを気にせず練習することが可能。また、本体を分解してコンパクトに収納し、持ち運びもスムーズにできる。充電式ニッケル水素電池での駆動にも対応し、自由に動きながら演奏できる。
また、USBメモリー経由でオーディオ・ファイルを本体に取り込んで演奏することもでき、自身が所有する太鼓の音を取り込んで演奏する、内蔵の太鼓の音に重ねて新たな太鼓の音色を作るといったことのほか、別の打楽器や掛け声、自然の音を取り込むなど、さまざまに可能性が広がる。
さらに、好きな曲と合わせて演奏できるBluetooth機能を搭載し、スマートフォンなどと無線接続することで、TAIKO-1のアウトプット端子やヘッドホン端子から、好きな曲と演奏する太鼓の音とを合わせて出力することができる。
電子和太鼓TAIKO-1は、ローランドから今夏に発売を予定している。
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