2020年4月14日
スタディサプリ、中学生の学力向上に関する佐賀・武雄市との取組み結果発表
リクルートマーケティングパートナーズのオンライン学習サービス「スタディサプリ」は13日、佐賀県武雄市と共に2017年5月から実施してきた「中学生の基礎学力・学習意欲の向上」に関する取り組みの結果を発表した。
同市は、市内すべての小学校・中学校の児童・生徒に、1人1台の専用タブレットを整備。リクルートマーケティングパートナーズとは、2017年5月から業務連携を開始し、2019年度は市内の中学3校で、「スタディサプリ」を活用。生徒それぞれの苦手分野に対応した課題に取り組み、基礎学力の向上をはかってきた。
今回、2019年12月にその効果検証を行ったところ、基礎学力の向上と学力層の底上げがみられたという。2020年度は、2019年度の学習データ分析に基づき、取り組みを進化させていく。
また、「スタディサプリ」で取得できる生徒の学習データから、学力が向上した生徒の学習傾向を分析。
その結果、どの学力層も約30%の生徒が間違えた問題を復習していること、そして学力層別にみた場合は、学力層・学習の定着状況によって、必要な学習は異なると考えられることが分かったという。
この結果をもと、2020年度の生徒向け取り組み施策について、学習内容に加えて学習行動の最適化と、間違った問題を主体的に振り返る働きかけができるように、生徒の学習取り組み方法を更新した。
[実施概要]
実施時期:2019年4月~2020年3月(効果検証は2019年12月に実施)
対象:武雄市内3中学校(山内中学、川登中学、北方中学)の1年~3年生の生徒468人
活用:学び直し教材として朝学習や放課後学習での利用/授業内・長期休暇講習用教材としての部分的活用
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)