2020年8月4日
無学年式AI×アダプティブラーニング「すらら」、岐阜県の東白川中学校に導入
すららネットは3日、同社が提供するAI×アダプティブラーニング「すらら」が、岐阜県東白川村立東白川中学校で2学期から授業内活用を開始すると発表した。同校では「すらら」を4月から導入している。
東白川村は岐阜県東部に位置し、標高1000メートル級の山に囲まれ、村の90パーセントを山林が占める、人口約2千人の山間にある村。同村では、2020年度から中学生全員にタブレット端末を支給している。ICTの活用により学校の勉強と自宅学習だけで、ひとりひとりに合わせたきめ細かい学習指導を実現することを目的とし、村内唯一の中学校である同校3年生の全生徒13名が「すらら」で自宅学習を開始した。
同校は生徒自身の苦手な単元を自主的に学習するため、「すらら」での自宅学習への取り組みと、自立学習の習慣化を目指している。生徒はひとりひとりの理解に応じて、問題の難易度を調整し、必要に応じ前学年や小学校で学習した単元にさかのぼることができる「すらら」の特長が決め手となり導入を決めた。先生は生徒の学習状況が一目でわかる「すらら」学習管理画面を活用し、教科横断で「すらら」での自宅学習のサポートにあたる。山間部にあり、学習塾に通う選択肢がない環境においても、ICTを活用して学校が全面サポートすることにより、生徒の基礎学力向上を目指す。
2学期からは「すらら」のテスト機能を活用し、平日の授業時間内に中学1・2年生で学習した単元の復習テストを行い、週末にテストで正答率が低かった単元を復習する、という流れで学習を進め、ひとりひとりの生徒がそれぞれ必要な学びに取り組んでいく予定。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)