2020年10月5日
静岡聖光学院の教員有志、「未来の教室プロジェクト」でクラウドファンディング実施
静岡聖光学院中学・高校の若手教職員有志で構成する「未来の教室プロジェクト」のメンバーは、オンライン授業と教室授業が両立するハイブリットな「未来の教室プロトタイプ」の実現を目指して、10月15日までクラウドファンディングを実施している。
教職員たちは、プロトタイプモデルでの授業の実践で得た知見を、日本中の学校関係者や保護者に広く知ってもらい、「未来の教室」の在り方を議論するムーブメントを起こしたいという。
だが、教育現場でも、予算や助成金によって年間の教育計画が組み立てられており、今回のコロナショックのような非常事態に予算が不足した場合には、時宜に応じた臨機応変な対応がなかなか取れないのが現実。
そこで教職員たちは、社会課題に向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」を活用して自分たちでお金を調達。教室の在り方・教育の未来を問いかけるムーブメントの拡散を図ることにした。
クラウドファンディングの返礼品(リターン)については、地元企業のタミヤと佐藤園が協力。タミヤからは限定モデルのオリジナルミニ4駆と生徒デザインのオリジナルTシャツ、そして佐藤園からはオリジナルお茶缶(茶葉60g)をリターン。
「未来の教室プロトタイプモデル」スケジュール
・プロトタイプ運用試験開始:9月1日(火)~
・運用検証期間:9月1日(火)~11月30日(月)
・クラウドファンディング:10月15日(木)終了
・報告書完成:12月頃
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)












