2020年12月17日
麗澤大、全学部で基礎レベルの「AI・データサイエンス教育」を実施
麗澤大学は16日、「データサイエンス教育推進室」を新設し、同学の全学部でデータサイエンス教育を実施していくと発表した。
データサイエンスは、「データの分析についての学問分野」で統計学、情報工学など、色々な領域を扱いながらデータから有意義な知見を抽出する研究分野。
同推進室は12月5日に新設。それに伴い、データサイエンスおよびそれを支えるAI技術の発展を背景に、今後のすべての知識社会の知的基盤となるデータサイエンス関連の科目群をもとに、データサイエンスプログラムを設けた。
このデータサイエンスプログラムにより、同大の全学部(国際学部、外国語学部、経済学部)の学生が、専門分野にプラスして、基礎レベルのAI・データサイエンスについて学ぶことができるようになった。
具体的には、1年次に「統計学基礎」「情報科学」「AIビジネス入門」などを学習し、2年次には「データサイエンスの基礎」「プログラミング」「入門計量経済学」などを学習。
より深くAI・データサイエンスを学びたい学生向けに、「ビッグデータ分析」「機械学習」「AIビジネス」などの発展的科目も用意。同プログラムを履修し、所定要件を満たした学生には履修証明書を発行する。
「データサイエンス教育推進室」概要
設置:12月5日(土)
対象:麗澤大学生(全学部・全学年)
目的:AI ビジネスとして実社会で拡散している知識・技術に対応しうる判断力をもつ人材の育成
室長:上村昌司経済学部学部長
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