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2020年12月22日
OKI、山形県の擁護学校で初の遠隔職場実習を実施
OKIワークウェルは今月1日~4日の4日間、山形県立ゆきわり養護学校において、高等部3年生1名を対象に「テレワーク」を体験する遠隔職場実習を実施した。
対象の生徒は移動に制限があり、コロナ禍もあって実習を受け入れてくれるバリアフリーの企業が近隣にないことから、同社が医療ソーシャルワーカーと学校からの要望を受けて、自宅からネットワーク経由で講師の同社社員とコミュニケーションをとり、テレワークで働く体験を実施した。
実習の講師を務めたのは、自身も重度障害があり通勤が困難で在宅勤務をしている社員。自らの体験を活かし、在宅勤務をする上で最も重要なコミュニケーションの取り方や、ビジネス文書作成などのITスキルについて、北海道の自宅からネットワーク経由で実習を交えながら指導した。
同社では、全国21都道府県に56名の通勤困難な社員が在宅勤務しているほか、障がい者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、特別支援学校の児童生徒・保護者を対象とした出前授業も実施している。
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