2021年3月29日
浜松市、「ライフイズテック レッスン」を使ったプログラミング実証授業を終了
ライフイズテックは、浜松市とともに、同市内7校の中学校で実施してきた、同社のプログラミング学習教材「ライフイズテック レッスン」を活用した2020年度の実証授業を終了したと、26日に発表した。
「ライフイズテック レッスン」は、中学・高校向けに、一人ひとりの理解度に合わせて個別最適なプログラミング学習を実現するEdTech教材。プログラミング教育未経験の教師でも簡単に導入でき、全国1000以上の学校で採用されている。
同教材を活用した授業への生徒の反応に対して、今回の浜松市のモデル校の教師からは、「興味を持った生徒が自宅で学習を進めていた」「教材の範疇を超えて生徒が意欲的に取り組んでいた」「生徒同士のコミュニケーションが増えた」などの回答があったという。
また、2021年度から始まる中学校技術・家庭科技術分野のプログラミング授業を教える教員は、必ずしも専門的にプログラミングを学んできておらず、同社の教員アンケートでは、不安を抱えていない教員はわずか5%で、95%の教師は何らかの不安を抱えていた。
今回、アンケートに回答した浜松市のモデル校の教師(7校中回答者6校)も、同様の回答内容だった。
だが今年度、実証事業として導入した同教材に対し、アンケートに回答した教師からは、「経験のない教員でも授業ができるようになった」「教員自身も、HTMLやCSSへの理解を深めることができた」などの声があがっているという。
同教材は、エピソードに合わせて出題される課題をクリアすることでプログラミングを楽しく学べる。授業準備の手間がかからず、導入環境や設定もシンプル。進捗管理画面、指導案、補助教材、小テスト、評価指標などの教師向けの授業支援ツールもある。
関連URL
最新ニュース
- すららネット、EDIX東京(23日~25日)で実践者が語るブース内セミナーを開催(2025年4月18日)
- 総務省統計局、「社会人のためのデータサイエンス入門」受講者の募集開始(2025年4月18日)
- ユーフォリア、静岡県掛川市の地域クラブを運営・設置する地域団体が「Sgrum」採用(2025年4月18日)
- 豊中市とメリル、生成AIを活用した子育て相談チャットボット構築等の協定を締結(2025年4月18日)
- ノーススター、子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」が北海道鹿部町と連携開始(2025年4月18日)
- ランドセルの中身、3割以上の小学生が「最大1kg以上持ち歩く」=土屋鞄製造所調べ=(2025年4月18日)
- 子どもに最も期待していることは「良い進学先」と「良い企業」 =ウィザス調べ=(2025年4月18日)
- TAO、国士舘大学が世界標準モデルの入試システム「TAO」を採用(2025年4月18日)
- ディー・エヌ・ケー、eスポーツ高等学院が今年度の超入学式を20日挙行(2025年4月18日)
- 静岡大学、「令和9年度入試」から革新的な総合型選抜「アチーバー人材入試」を実施(2025年4月18日)