2021年4月28日
弘前大学、「McAfee MVISION Cloud for Office 365 Security」を導入
マカフィーは26日、弘前大学が、不正アクセスの脅威から学内ユーザーを保護し、アクティビティの可視化をするために「McAfee MVISION Cloud for Office 365 Security(MVISION Cloud)」を導入したことを発表した。
「MVISION Cloud for Office 365」は、社内のクラウドサービスの利用状況を把握するCloud Access Security Broker(CASB)のMicrosoft Office 365(Office 365)向けのソリューションで、Office 365に関連するデータやユーザーの動作の可視化、送受信される機密情報の保護、サービス内のポリシー違反やセキュリティ脅威を検出して対応するなどクラウド環境のデータを保護し、コンプライアンス、およびガバナンスの要件を満たしながら、セキュリティを強化。
弘前大学では、以前から教員と学生の約1万人の学内ユーザーにMicrosoft Office 365 Educationに加え、アンチウイルスソフトを導入していたが、不正アクセスなどの年々巧妙化するサイバー脅威に対するセキュリティをより一層強化する必要に迫られてたという。
また、「行政機関システムではログは最低1年間保存」という国の指針を満たすべく、ログを1年保存することが可能な製品・サービスが必須条件の一つ。さらに、運用管理者の負担が軽く、多数のユーザーをカバーする合理的なライセンス体系でセキュリティを確保する必要があったという。
「MVISION Cloud」導入後、弘前大学では攻撃の可視化に伴い、ユーザーへの注意喚起や怪しいユーザーのアクセス制限などの対応が可能に。また、「MVISION Cloud」導入前には作成に数時間から数日間かけていた監視レポートが、導入後は数分程度で作成できるようになり、運用者の負担軽減にも寄与した。
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