2021年5月18日
神戸市、「こども・若者ケアラー」の相談・支援窓口を6月1日から設置
神戸市は17日、社会問題化する通称「ヤングケアラー」の支援に向けたプロジェクトの一環として、20代の人も含めた「こども・若者ケアラー」の相談・支援窓口を6月1日から設置すると発表した。
同窓口では、当事者の「こども・若者ケアラー」はもちろん、関係者からの相談を受け付け、ケースに応じた支援へとつなげていく。また、関係機関及び関係者の共通認識を図ることを目的にマニュアルも作成。
同市がいう「こども・若者ケアラー」とは、障がいや病気のある家族、幼いきょうだいなど、ケアを必要とする人がいるために、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもや若者のこと。
ヤングケアラーは一般的に18歳未満の児童を指すが、同市では20代も含めて、「こども・若者ケアラー」と呼んでいる。
窓口設置の概要
開設日:6月1日(火)
設置場所:神戸市総合福祉センター1階[神戸市中央区橘通3丁目4番1号]
相談受付:
①受付時間:平日9:00~17:00(祝日・年末年始除く)
②受付方法:(6月1日から開通)
・電話:078‐361‐7600
・Eメール:carer_shien@office.city.kobe.lg.jp
・来所
対応業務:
・相談への対応、相談ケースに応じた支援方針や支援計画の検討・決定
・介護保険サービスや障害福祉サービスなどの公的サービスの活用に向けた調整
・家族に対するアプローチ
・学校などにおける見守り、寄り添い
・ケアラー同士の交流・情報交換のための居場所づくり(年度後半を予定)
関連URL
最新ニュース
- コドモン、島根県江津市の公立放課後児童クラブにICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月17日)
- みん就、「みん就 2025年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」を発表(2024年5月17日)
- 志望校選び、親子で温度差。子どもは「設置学部」保護者は「学費」=明光義塾調べ=(2024年5月17日)
- 最も苦手な体育の種目、小学生は「水泳」、中学生は「長距離走」=ニフティ調べ=(2024年5月17日)
- カホエンタープライズ、山口大学で「Tableau」用いたデータ活用DX化支援を実施(2024年5月17日)
- 埼玉工業大学、工学部5専攻を新設 全学的に専攻を強化(2024年5月17日)
- FIXER、鈴鹿工専で生成AI活用に特化した寄付講座を開講(2024年5月17日)
- 立命館大学、人工知能チャットボット「ChatGPT」と翻訳ツール「BloomTalk」導入(2024年5月17日)
- マナリンク、不登校のためのオンラインフリースクール「マナリンク小中等部」開校(2024年5月17日)
- レコチョク、幼児・小学生向けデジタル技術を活用した「音楽×教育」体験会を開催(2024年5月17日)