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2021年7月28日

スマートニュース、小中高・大学向け「メディアリテラシー授業実践例」を公開

スマートニュースのシンクタンク「スマートニュース メディア研究所」は27日、小中高・大学向けの「メディアリテラシー教育の授業実践例」を公開した。

ワークシートなども含む授業実践例は、同研究所のウェブサイトから無料でダウンロードできる。今回は、小学校から大学までの5つの授業実践例(国語・社会など)を掲載。

授業実践例の概要

①想像力を働かせよう~「朝の会」やホームルームで使える「ソ・ウ・カ・ナ」チェック~(下村健一)
対象(実施可能)学年:小学5年生~大学生
科目:
「理想的な実施」:朝・帰りの会、ホームルーム(学級活動)など短時間で日常的に
「一括での実施」:国語、社会(情報)、道徳、総合的学習の時間
実践者:令和メディア研究所主宰・下村健一氏
授業の趣旨:
朝の会やホームルームなどで、「今日みんなの関心を集めている情報」について話し合うためのポイントを提示
②それ虚偽ニュースかも。さて、どうする?〜情報リテラシーを養う~
実施学年:中学3年生
対象(実施可能)学年:中学3年生
科目:社会(公民的分野)
実践者:本郷学園 本郷中高校・横山省一教諭
授業の趣旨:
真偽が疑わしい情報を受け取った時、どのように行動すべきかについて理解を深め、適切に判断・行動できる能力を養う
③3つの県の3つの高校の授業をつなぐ~同じテーマの授業を見せ合い、SNSで交流してみたら?~
実施学年:高校1~3年生
対象(実施可能)学年:高校1~3年生
科目:国語
実践者:奈良女子大学附属中等教育学校・二田貴広教諭、岡山県立岡山南高校・畝岡睦実教諭、近畿大学附属広島高校福山校・岡本歩教諭
授業の趣旨:
この3校の授業では、同じテーマの授業について、他の学校の授業の様子を動画で見せる。授業のあり方は1つだけではないこと、さまざまな教え方があり、それによって生徒の受け取り方や議論の発展に違いがあることを体感する
④リツイートしてみよう
実施学年:中学3年生
対象(実施可能)学年:中学1~3年生
科目:社会(総合)
実践者: 横浜創英中高校・津田真耶教諭、時事通信出版局編集委員(当時)・坂本建一郎氏、スマートニュース メディア研究所主幹・山脇岳志氏
授業の趣旨:
1コマ目の授業では、グループワークを行い、「コメントつきのリツイート」が繰り返されるのと似たような環境を創り出すことで、発信者の責任について考える。2コマ目では、議論を巻き起こしたツイートの背景を解説することで、社会課題について生徒たちが思考を深めるきっかけにする
⑤ニュースの見出しを作ってみよう
実施学年:中学2年生
対象(実施可能)学年:中学1~3年生
科目:国語
実施校:法政大学第二中・高校
実践者:スマートニュース メディア研究所・宮崎洋子氏、中井祥子氏
授業の趣旨:
記事やブログの「見出し」を、生徒が実際に作ってみることで発信者側の視点を体験する。インターネット上にアップし、他のグループの作った「見出し」と比較することで、ニュースには、様々な受け止め方があることを体感する授業

「授業実践例」の詳細

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