2021年9月27日
10高専が開発した超小型衛星KOSEN-1の打ち上げ予定日時が10月1日に決定
国立高等専門学校機構は、高知工業高等専門学校など10高専が開発した超小型衛星KOSEN-1の打ち上げ予定日時が、10月1日に決定したと発表した。
KOSEN-1衛星は、2018年12月にJAXAの革新的衛星技術実証2号機に搭載される実証テーマに選定され、高専生を中心に2年半かけて開発されたもので、3つの新しい宇宙技術実証を行う。
木星から放射される自然電波を衛星で観測するための最新の技術を実証することを目的とした、木星電波観測技術実証衛星で、開発は、高知高専と群馬高専を中心とした10高専(高知高専、群馬高専、徳山高専、岐阜高専、香川高専、米子高専、新居浜高専、明石高専、鹿児島高専、苫小牧高専)の50名を超える高専生が参加する高専間連携プロジェクト。
2014年度文部科学省の実践的若手宇宙人材育成プログラム「国立高専超小型衛星実現に向けての全国高専連携宇宙人材育成事業」、2017年度宇宙航空人材育成プログラム「超小型衛星開発を通した高専ネットワーク型宇宙人材育成」、そして2020年度宇宙航空人材育成プログラム「継続的な超小型衛星開発・運用を通した次世代の高専型宇宙人材育成」の事業として行われてきた。
予定日時は、10月1日9時48分頃~9時59分頃(日本標準時)。JAXAイプシロンロケット5号機により打ち上げられる。
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