2021年9月28日
約8割の企業が「今後もリスキリングに取り組む予定」と回答=キラメックス調べ=
「テックアカデミーIT研修」を運営するキラメックスは、同社のメールマガジン配信先の企業のうち120社を対象に「企業のリスキング実施に関する調査」を実施し、27日その結果を公表した。
それによると、約7割の企業がリスキリングに取り組んだことがある、もしくは、これから開始する予定と回答。半年から1年以内にリスキリングに取り組み始めた企業が最も多く、現在取り組んでいる企業のうちの半数以上が従業員100名以上の企業だった。
「従業員のITスキル、リテラシーにばらつきがある」「社内のIT人材の不足」という課題からリスキリングに関心を持つ企業が多く、リスキリングの対象は「正社員(技術職・ビジネス職)」、30~40代の一般社員から係長クラスの中堅社員が多かった。
外部研修サービスや学習動画サービスなど複数の手法を活用し、「IT基礎(ITパスポートなど)」「ノーコードに関連する技術」「データサイエンス」など、基礎から業務改善に直結するスキルを身につけさせようとする企業の多いことが分かった。
また、リスキリングの効果が出るまで時間のかかることに課題を感じている企業が多いが、「今後の事業展開に必要なスキルを身につけた従業員が増えた」「自発的にリスキリングに取り組む従業員が増えた」とメリットを感じている企業もあった。
約8割の企業が「今後もリスキリングに取り組む予定」と回答した。
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