2021年12月27日
イージア×九州大学、成績測定システムなどの開発を1月から本格化
イージアは24日、九州大学と「学習進捗管理システムの精度向上」に向け、来年1月からAI共同研究を開始し、成績測定システムなどの開発を本格化させると発表した。

同社は、昨年6月に同大との共同研究契約を締結。契約締結後約1年半に渡って蓄積したデータをもとに、今回の開発に取り組む。
共同研究に参画するのは、同大大学院システム情報科学研究院の研究室。AIやデータマイニングの研究に従事する同研究室は今回の締結で、主にAIの機械学習で必要となる、学習データの提供を同社から受ける。
一方、解析結果は同社が今年2月に全面改良した、学習塾運営・管理システム新「anesta Pro(アネスタプロ)」で、学習進捗管理システムの新機能をはじめ各機能の予測精度向上に反映させる予定。
新しい「アネスタプロ」は、昨年度から段階的に実施されている学習指導要領の改訂および大学入試改革を見据え、新しい教育に対応した塾向けの管理システム。
個別指導、集団指導、小グループ指導など多様化する学習塾の指導形態に最適化され、映像授業やAI教材、そしてコロナ禍を機に一般にも広く認識されることになったオンライン授業など、年々増え続ける学習コンテンツをシステム上で一元管理できる。
また、生徒の学習成果を授業ごとに保護者に配信できる機能もニーズが高まっているという。
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