2022年3月2日
スクールにおけるオンライン授業の導入率81% 「新規顧客獲得」など97.5%が手ごたえ=デジタル・ナレッジ調べ=
デジタル・ナレッジは3月1日、同社のeラーニング戦略研究所が、関東・中部・近畿地方の資格・語学・IT・クリエイティブスクールの経営者ら100人を対象に実施した、「コロナ禍におけるスクールのオンライン授業(Web講座)に関する調査」の結果をまとめ公開した。
それによると、各種スクールのオンライン授業の導入率は81%に上ることが明らかになった。内訳は「以前から導入している」が39%、「コロナ感染拡大を機に導入」が42%で、コロナ禍に講座のオンライン化が急速に進んだ様子が読み取れる。
オンライン授業の導入は、「コロナ禍でもスクール事業を継続できた」、「受講者が自宅で授業を受けられる環境を提供できた」といった様々な成果をもたらしており、その効果を実感した経営者らは実に97.5%に上っている。
コロナ禍におけるスクール運営や顧客ニーズの変化を尋ねた質問でも、「オンラインを希望する人が増えた」、「オンライン化で新規顧客獲得ができた」、「収益が伸びた」といった回答が多く挙げられている。
コロナ禍に対面を避け自宅で安心安全に学びたいという消費者ニーズの高まりにすばやく対応したことが、安定的な事業継続や新規顧客獲得につながった様子がうかがえる。
一方で、オンライン授業を導入していないスクールでは「新規入学者が減少した」、「規模を縮小した」という厳しい意見もみられた。
今回の調査では、資格・語学・IT・クリエイティブスクール別のオンライン授業の詳しい実施状況や課題、今後の取り組み予定なども含め全53ページの報告書で詳しく伝えている。
この調査は、資格・語学・IT・クリエイティブスクールの経営者、教員・講師、運営担当者 計100人を対象に、1月7日~12日にかけて、Webアンケート方式で実施。調査地区は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・大阪府・京都府・兵庫県。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











