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2022年3月3日

eラーニング教材「すらら」、長野県内で利用が広がり公立15校が導入

すららネットは2日、同社のAI×アダプティブラーニング教材「すらら」が、長野県内の公立高校6校で新たに利用が開始され、同県内の公立学校の導入校数が計15校になったと発表した。

同県では、タブレット端末の導入や県立高校のWi-Fi環境整備などの「ICT環境整備事業」や、個別最適化した学びや協働的な学びの実現に向け、ICT教育パイロット校を指定し、ICT教育の進化形について研究・発信する「ICT学習環境整備事業」を行うなど、ICTを活用した学びの充実を目的とした様々な取り組みを行っている。

「すらら」を先行導入した長野県坂城高校では、幅広い学力層の生徒から「自分のペースで学習できる。自分で考える時間が増えた」などの声が上がり、生徒の学習への姿勢や意識の変化、外部模試での成績向上といった成果を創出した。同高は、デジタル庁「デジタル社会推進賞」のプラチナ賞を受賞している。

こうした実績を踏まえ、「ICT学習環境整備事業」で、2021年5月から「すらら」の活用が開始され、2022年1月現在までに計6校で利用を開始。同県内の公立学校の「すらら」の導入数は、計15校になった。

「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数・数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、教師役のアニメキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材。小・中・高校、高等教育機関、学習塾をはじめ、放課後等デイサービスなどでも活用が広がっている。

「すらら」を導入した長野県のICT教育パイロット校
・「全日制」:阿南高校、赤穂高校全日制、松代高校、田川高校
・「定時制」:赤穂高校定時制(全日制と同じ校舎)、飯田OIDE長姫高校定時制、長野商業高校定時制

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