2022年3月29日
約6割が就職活動開始前に知らなかった企業に入社予定 =就職みらい研究所調べ=
リクルートの就職みらい研究所は25日、同研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に実施した「就職プロセス調査」の結果を発表した。

3月卒業時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は96.4%(+0.3ポイント)で前年と同水準。民間企業就職確定者が、初めて内定を取得した時期は「4月」、就職確定先から内定を取得した時期は「6月」が最多で、学生は内定取得後も、6月まで就職活動を継続する様子だという。
オンラインでの企業説明会や一次面接への参加割合の増加が目立つが、最終面接でもオンラインが増え、対面と拮抗してきている。
就職活動前から就職確定先を知っていた学生は4割弱。約6割は就職活動前には知らなかった企業に入社を決めている。
就職活動前に知らなかった企業を見つけたのは、「就職情報会社による情報サイトや就職情報誌」「学外合同説明会・セミナー」との回答が多く、就職確定先についての情報や入社意欲が高まった情報を得られた機会は、情報サイトや説明会・セミナーの他に、「対面での面接」「Web上での面接」などが挙がっている。
調査概要
調査目的:大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法:インターネット調査
集計方法:大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計
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