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2022年5月18日
イー・ラーニング研究所の「キャリア教育教材」、関西大第1中学が導入を拡大
イー・ラーニング研究所は17日、同社のキャリア教育用テーブルゲーム教材「子ども未来キャリア」をテスト採用していた関西大学第1中学校が、5月から同教材の正式導入を拡大したと発表した。
同校では、カードゲーム・ボードゲームを通して、生徒たちが自然にキャリア教育に関する各テーマを体験できるよう、昨年4月から「子ども未来キャリア」をテスト導入。
テスト導入時には、実際にカードゲームの特性を活かした双方間のコミュニケーションで、活発なディスカッションが行われ、生徒自らが考え行動するといった効果が見られた。
そうした結果を受け、同校では、学習する生徒の学年や学習テーマの範囲を広げ、今年4月から中学2年生、5月から中学1年生を対象に、「子ども未来キャリア」の利用を拡大した。
「子ども未来キャリア」は、お金・金融への理解、チームワーク、自律・自己管理など12種類のテーマを扱い、先進国の中でも日本が特に後れているといわれる「教育」を幅広く身に付けることができる。
各テーマに関する導入とゲーム、学習内容の振り返りを「QMIメソッド」と呼ばれるアクティブ・ラーニング型の独自メソッドで行い、「頭」と「体」を使った学びで、意欲的かつ効率的に楽しみながら学ぶことができる。
今年度から中学1年生の授業では、「ディスカッション」、「違いと個性」、「情報リテラシー」の3テーマを扱い、中学2年生は「逆算思考」を学ぶ。
ゲームを通して、コミュニケーション能力を自然と身に付けながら、自分の役割を認識し、お互いに尊重しあうことで、日常生活や将来のキャリア形成にも役立てることができる。
「子ども未来キャリア」概要
教材対象年齢:小学生・中学生(その他は要相談)
販売対象:
・全国の学童施設や学習塾、学校など教育関係の企業・組織
・子ども向けの体験型イベントを開催する企業などとのコラボレーション
学習テーマ:「お金の価値の決まり方 “需要と供給”」「目標を持ち、夢を叶えるための “逆算思考”」「家族・友達と仲良くいられる “コミュニケーション”」など全部で12種類あり、国際的に定義された「21世紀型スキル」と「日本では学ぶ機会の少ない教育」で構成
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