2022年6月27日
今年の学校行事、小中学生の約7割が「実施予定」、中止が大半だった昨年から一転=キッズ@nifty調べ=
ニフティは24日、同社の子ども向けサイト「キッズ@nifty」が、小中学生を中心とする子ども1309人を対象に実施した、「学校行事に関するアンケート調査」の結果をまとめたレポートを発表した。
それによると、「昨年、コロナの影響で中止になった学校行事はあるか」を聞いたところ、85%の子どもたち(小学生86%、中学生83%)が、昨年中止になった学校行事が「ある」と回答。
「どんな行事が中止になったか」を聞いたところ、「合唱祭・合唱コンクールなどの行事」41%が最多(小学生39%、中学生44%)だった。小学生の回答では、僅差で「文化祭・学芸会などの行事」37%、「運動会などの運動に関する行事」36%が続いた。中学生では、「林間学校などの宿泊行事」37%が2位で、その他の回答(26%)には「プール」や「校外学習」といった回答があげられた。
中止した行事の代わりに「別の行事があったか」を尋ねたところ、「あった」と回答したのは小学生35%、中学生47%で、中学生のほうがやや高い割合だった。
「代わりの行事の具体的な内容」を聞いたところ、「運動会をミニ運動会として、小規模で学年ごとに行った」、「体育館でレクリエーション」、「修学旅行の代わりに宿泊なしの遠足に行った」などの声が寄せられた。
また、「昨年、学校行事が中止になってどう思ったか」を尋ねたところ、「悔しい」「悲しい」「がっかり」など行事の中止を残念がるコメントが目立った一方で、中には「嫌いな行事が中止になってうれしい」と開催中止を喜ぶ子どもたちもいた。
「今年の学校行事は実施される予定かどうか」を聞いたところ、全体では、「一部実施される予定」38%、「まだ分からない、決まっていない」32%、「全て実施される予定」28%となり、約7割(66%)の学校で学校行事の実施が予定されていることが分かった。
実施予定の行事を聞いたところ、全体では、「運動会などの運動に関する行事」83%が最多で、2番目は「修学旅行」68%だった。
「宿泊行事」は中学生よりも小学生の割合が高かった一方、「文化祭・学芸会などの行事」と「合唱祭・合唱コンクールなどの行事」は小学生よりも中学生の割合が高い結果となった。
「決まっていない・実施される予定がない」生徒たちに、学校行事を実施してほしいと思うかを聞いたところ、全体では、「実施してほしい」55%、「行事による」37%、「興味がない」5%、「実施しなくてよい」3%という結果になった。
学校行事を「実施してほしい」という意見が5割を超えた一方で、4割近くの子どもたちが「行事による」と回答した。
この調査は、全国の小中学生を中心とする「キッズ@nifty」訪問者を対象に、5月2日~23日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は1309人。
関連URL
最新ニュース
- 発達障がいの子どもの接し方「無意識のうちに保育士自身が差別しないこと」=明日香調べ=(2024年5月14日)
- マイナビ、「高校生のアルバイト調査(2024年)」を発表(2024年5月14日)
- 京都産業大学、全学的にPKSHA AI ヘルプデスク for Microsoft Teamsを導入(2024年5月14日)
- 芝浦工業大学、2024年4月学部入学者の女子比率が過去最高の26.6%に(2024年5月14日)
- 新潟県観光協会、教育旅行情報案内サイト「Egata」をオープン(2024年5月14日)
- 白鴎大学教職支援センター、「学び続ける教師のための教員研修リレー講座」スタート(2024年5月14日)
- 立命館、革新的な大学の世界コンソーシアム「Adobe Creative Campus」へ加入(2024年5月14日)
- 東京都市大学、社会人を対象リカレントプログラムに「動画のみ視聴コース」開設(2024年5月14日)
- 日本ディープラーニング協会、「第5回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2024」最優秀賞を発表(2024年5月14日)
- GMO、未来のプログラミング教育を共創する「コエテコEXPO」6月に3日間開催(2024年5月14日)