2022年6月29日
九州産業大学、学内問合せにAI対話エンジン「BEDORE Conversation」を導入
PKSHA Technologyのグループ会社PKSHA Workplaceは28日、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用した、同社のAI対話エンジン「BEDORE(べドア)Conversation」が、九州産業大学に導入されたと発表した。

同大では、チャットボットの導入に関して、初期の活用スコープとして、教務課での活用をテーマに総合情報基盤センターが検討を開始。
一方、既に総合情報基盤センターでは部分的にチャットボットを利用していたが、AIは搭載されておらず事前に設定された情報を回答するだけの仕組みで、効果は限定的だった。
そこで、学生から寄せられる言葉の表現や大学の独自用語の理解が可能なAIを搭載したチャットシステムの活用を検討。他大学での導入傾向や、活用状況などを検討した結果、「PKSHA Workplace」に依頼することを決定した。
今後は、短期的には教務課や他学部を対象に、学内ポータルサイトや各種ウェブサイトへのAIチャットシステムの展開を進めていく。
単なるチャットシステムの活用にとどまらず、来年度以降は学内で活用が広がるコミュニケーションツール「Microsoft Teams」と連携することで、学生の日常のコミュニケーションに密着した形で困り事を解消する。
「PKSHA Workplace」は、 コロナ禍で変容した新たな環境でも社員の才能や熱意が最大限発揮されることを支援するAI SaaS製品を企画・開発・販売する目的で設立された会社。ハイブリッド・ワーク時代に合わせた社内での新しいコミュニケーションのあり方を提案していく方針。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













