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2021年12月21日

立命館大学・立命館アジア太平洋大学、対話エンジン「BEDORE Conversation」導入

BEDORE(ベドア)は20日、深層学習と自然言語処理を活用した対話エンジン「BEDORE Conversation」が立命館大学と立命館アジア太平洋大学(APU)に導入・運用されることを明らかにした。


立命館大学教務課ではコロナ禍によるオンライン授業の開始に伴い、電話やメールなどによる1日100件以上の問い合わせ対応に迫られていた。また、財務経理課には年間約3100件もの学費等納入に関わる電話問い合わせが寄せられ、この対応に要する業務が担当職員の時間外労働につながっていたため、情報発信と回答方法の改善が急務となっていた。さらにAPUでは同様の課題に加え、外国人留学生や大学院進学を希望する学生への情報提供(英語)など、時差がある中での迅速かつ正確なコミュニケーションの実現が強く求められていた。

このたびの導入により、立命館大学教務課では、電話やメールによる問い合わせ対応の4割減を目指しながら、新たなICTの活用などによる教育DXの推進を図っていく。また財務経理課では、学費等納入に関する問い合わせの回答に活用し、知りたい情報にアクセスしやすい環境の提供を目指す。

留学生の募集活動を行うAPUアドミッションズ・オフィスでは、在校生や学費支弁者からの学費に関する日英2言語での問い合わせに対する回答の実績のノウハウをもとに、学生からの他の問い合わせや学内教職員からの問い合わせの業務への展開も検討している。

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