2022年7月1日
第1志望校に合格した大学生、9割以上が「受験生時代に”スマ勉”していた」 =スタディプラス調べ=
スタディプラスは6月30日、同社の「Studyplusトレンド研究所」が、全国の大学生1780人を対象に実施した、「大学受験期のスマホを活用した学習に関するアンケート」調査の結果をまとめ、そのうち、第1志望に合格した大学生880人にフォーカスした結果を公表した。
それによると、「大学受験期(高校3年生の夏頃~卒業まで)にスマホを持っていたか」を聞いたところ、受験期にスマホを自由に活用できた第1志望合格者の割合は82%と8割を超えた。「持っていたが利用に制限があった」は16.1%だった。
大学受験期、「1日のうちどのくらいの時間スマホを利用していたか」を聞いたところ、トップは「1~2時間」で44.9%だった。以下、「3~4時間」30.9%、「5~6時間」9.2%、「7時間以上」5.7%と続き、「5時間以上」の利用者も15%を超えた。
また、「受験期にスマホを使うことを制限した方がいいと思うか」と尋ねたところ、「少しした方が良い」と回答した学生が65.1%超えた。「制限しなくても良い」と回答した割合も、全体の1/4にあたる25.7%だった。
一方で、「在学中の大学が第1志望ではなかった」と回答した大学生(n=900)では、「制限しなくても良い」17.9%(161人)、「少しした方が良い」69.3%(573人)、「厳しくした方が良い」12.8%(115人)という結果になった。
第1志望だと回答した学生と比較すると、「制限しなくても良い」の割合が下がり、「少しした方が良い」「厳しくした方が良い」の割合が上がっている。
第1志望合格者880人に、「受験勉強のツールのひとつとして、何かしらスマホを活用していたか」を聞いたところ、93.3%と9割以上の学生が、スマホを使って勉強する「スマ勉」をしていたことが分かった。
スマ勉で「具体的にどんなことに利用していたか」を尋ねたところ、「学習時間の管理での利用」88.8%(781人)、「分からないことのネット検索」67.7%(596人)、「映像授業の閲覧」45.7%(402人)、「SNSを活用した勉強」35.9%(316人)などの声が寄せられた。
この調査は、学習管理アプリ「Studyplus」の全国のユーザー(現役大学生)を対象に、5月27日〜6月3日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1780人(第1志望合格者880人、第1志望ではなかった学生900人)。
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