2022年9月7日
中学受験塾に通い出した時期、「小学4年の2月〜5年の1月」が最多=ひまわり教育研究センター調べ=
ひまわり教育研究センター(イノベーションシステム運営)は6日、偏差値60以上の中学校に通う子どもをもつ保護者150人を対象に実施した、「中学受験塾に入塾した時期についてのアンケート調査」の結果を公開した。

それによると、「子どもが中学受験対策塾(公文などを除く)に何年生から通ったか」を聞いたところ、 最も多かったのは「小学4年生の2月〜小学5年生の1月」の35人(23.3%)だった。
以下、「小学3年生の2月〜小学4年生の1月」33人(22.0%)、「通っていない」31人(20.7%)、「小学5年生の2月〜小学6年生」29人(19.3%)などが続いた。
「小学1年生」から中学受験対策塾に通っていたと回答したのは6人(4.0%)だったが、そのうち4人が近畿地方、2人が関東地方の中学校に通う子どもをもつ保護者。
また、「小学1年生2月〜小学2年生1月」と回答した保護者5人(3.3%)のうち2人が関東地方、2人が東北地方、1人が九州地方の中学に通う子どもの保護者だった。

一方、偏差値60以上の「関東地方の中学校」に通う子どもをもつ保護者61人に「子どもは中学受験対策塾(公文などを除く)に何年生から通ったか」を聞いたところ、最も多かったのは「小学4年生の2月〜小学5年生の1月」の16人(26.2%)だった。
以下、「小学3年生の2月〜小学4年生の1月」14人(23.0%)、「通っていない」10人(16.4%)、「小学5年生の2月〜小学6年生」9人(14.8%)などが続いた。
全体調査との違いをみると、「小学2年生2月〜小学3年生の1月」から通塾したと回答した関東地方の保護者が、全国の保護者よりも割合が多かった(関東地方13.1%、全国7.3%)。
一方で、「小学5年生の2月〜小学6年生」(関東14.8%、全国19.3%)、「通っていない」(関東16.4%、全国20.7%)と回答した関東地方の保護者は、全体の保護者よりも割合が少なかった。

また、偏差値60以上の「近畿地方の中学校」に通う子どもをもつ保護者33人に「子どもは中学受験対策塾(公文などを除く)に何年生から通ったか」を聞いたところ、最も多かったのは「小学5年生の2月〜小学6年生」の8人(24.2%)と、「通っていない」の8人(24.2%)だった。
以下、「小学3年生の2月〜小学4年生1月」6人(18.2%)、「小学4年生の2月〜小学5年生の1月」6人(18.2%)などが続いた。
全体調査との違いをみると、最も多かった回答が「小学5年生の2月〜小学6年生」と「通っていない」だった。一方で、「小学1年生」から通塾したと回答した近畿地方の保護者の割合は、全体の保護者より多かった(近畿12.1%、全国4.0%)。
この調査は、偏差値60以上の中学校に通う子どもをもつ保護者150人(男性81人、女性69人)を対象に、8月16日〜18日にかけて、インターネットで実施した。子どもの性別は男子69人(46%)、女子81人(54%)で、年齢は中学1年生16人(10.7%)、中学2年生68人(45.3%)、中学3年生66人(44%%)。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











