2022年12月2日
転職経験がある社会人、71%が「夜に勉強」し、8割がスキマ時間を活用 =ベースポイント調べ=
ベースポイントは1日、転職経験がある全国の20~50代男女100人を対象に実施した、「学習に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、学習時間について、「勉強する時間帯はいつか」を聞いたところ、71%が「夜」と回答。「朝」は28%、「昼」は26%だった。
このことから、昨今ブームになっている朝活の目的として、キャリアを考えた学習時間の確保というのは朝活の時間とは別軸できちんと就業時間後に確保していることが伺える。
「勉強時間を確保するためにしていることは何か」との質問には、8割が「隙間時間の活用」と回答。
また、「仕事の残業を減らす」「早起きなど睡眠時間を減らす」「昼休憩の時間を活用」「趣味の時間を減らす」「その他」を含めた全6項目の中から選んでもらったところ、「隙間時間の活用」以外は10~20%しか回答がなく、学習時間は隙間時間を活用して捻出していることが分かった。
「どこで勉強するのか」を聞いたところ、2割が「電車の中」と回答しており、隙間時間=移動時間の活用で学習時間を捻出している人が多いことが分かった。
今まで「勉強をしていれば…、と後悔したことがあるか」を聞いたところ、100人中78人が「ある」と回答。具体的には、「キャリア選択の幅」など分かりやすい回答から、「個々の会話」などのコミュニケーションで後悔を感じているという意見が半数以上あった。
また、「主な勉強媒体」を尋ねたところ、100人79人が「参考書などの書籍(紙媒体)」と答えた。
「YouTubeなどの無料動画コンテンツ」「ユーデミーなどの有料動画コンテンツ」「ユーキャンなどの通信教育」「オンライン講座(アプリ含む)」「その他」の選択肢では、「参考書などの書籍(紙媒体)」の回答が圧倒的に多かった。
年代別に見ても相関関係はなく、20・30代の若年層だからといってインターネットコンテンツでの学習が多いという傾向はなかった。
この調査は、転職経験がある全国の20~50代男女を対象に、9月1日~30日にかけて、インターネットで実施した。有効回答者数は100人(20代13%、30代37%、40代39%、50代11%)。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)