2023年1月12日
NEC、GIGAスクール端末を支援するサポートセンターの利用実態レポートを公開
NECは11日、GIGAスクール端末を支援するサポートセンターの利用実態レポートを一部公開した。
同社はGIGAスクール端末(PC、タブレット)の利活用を支援する「学校ICT総合サポート」を2020年度に開設し運用しており、このたび、2022年8月の同サービスの利用実態レポートを一部公開した。

調査は学校ICT総合サポートを利用する自治体・学校からランダムに抽出した77団体を対象に、昨年8月1日~31日までの1カ月にわたって行われた。それによると、同社が提供する学校ICT総合サポートへの問い合わせ内容は、アプリの利用方法31%、端末トラブル30%、端末・周辺機器の利用方法23%、設定代行11%などとなった。
アプリの利用方法の中では、特にGoogle、授業支援・採点支援ツール、学習eポータルOpen Platform for Education(OPE)についての問い合わせが多く、学校現場では各アプリケーションの操作方法や端末のトラブルで不明な点が多く、DXに向けて課題のあることが示唆された。

また、学校ICT総合サポートへの問い合わせ元は、教員が最も多く62%、続いて教育委員会14%、保護者11%となった。こうした結果を踏まえ、学校現場がICTを活用したより良い授業・学習に専念できるよう、今後もヘルプデスクサービス「学校ICT総合サポート」で課題解決を支援していくとしている。
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