2023年4月20日
不登校児の保護者の約6割が新年度の学校環境の変化に「不安がある」=ワオフル調べ=
不登校専門のオンライン家庭教師「夢中教室WOW!」を展開するワオフルは、不登校の子を持つ家庭を対象に、春休み明けの新年度の悩みや困りごとに関するアンケート調査を実施し、18日にその結果を公表した。
調査は4月4日~13日に行われ、69名から回答を得た。回答した家庭の子どもは小学5年生・6年生がそれぞれ13名でボリュームゾーンとなっている。

4月に入った子どもの様子については、「何かに集中して取り組むものがある」と答えた家庭が46件と一番多く、次いで「そわそわしている」「元気になった」と回答した家庭がそれぞれ34件だった一方で、「不安なことが多い」「新学年・将来への不安を口にする」「体調を崩してしまった」などの回答も合わせて30件見られた。

新年度を迎えるにあたっての保護者の不安のうち最も多かったのは「新しい担任」で43%となった。その次は「クラス・友人・環境」となり、新年度での担任やクラスなど学校環境の変化に対し、約6割の保護者が不安を抱いていた。

保護者が新年度明けの学校や支援機関に求めることは「子どもへの理解と寄り添い」が最も多く、「引き継ぎ連携」が次に多かったことからも、クラスの担任が代わるにあたって、前年度まで理解・考慮してもらっていた不登校の状況が、理解させずに対応されてしまうのを心配していることが窺える結果となった。
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