2023年4月28日
PLIJ、STEAM教育や探究型の学びに役立つ「ウェブシステム」を運用開始
学びのイノベーション・プラットフォーム(PLIJ )は、STEAM教育や探究型の学びに役立つウェブシステム「PLIJ STEAM Learning Community」の運用を、4月28日から開始する。
同システムは、同法人の会員(企業会員34社、国立研究開発法人・大学・高校などの特別会員321団体)を中心に、多様な機関から提供を受けた動画などの「コンテンツ」、工場見学や出前授業などの「リアル体験機会」を掲載したもので、高校生を中心に、小学生~社会人まで幅広く利用できる。
28日の運用開始時点で、700件以上の「コンテンツ」「リアル体験機会」を掲載。今後さらに充実させていく予定で、また、理系/文系、教科型/融合型など幅広い種類も扱っている。
同システムでは、今年1月末から会員を中心に登録依頼を開始し、運用開始時点で総数750件を登録。内訳は、「コンテンツ」が590件、「リアル体験機会」が160件で、両者の融合的活用や多様な利用シーンにも対応。
また、提供組織も多様で、運用開始時点で42にわたる組織を登録。カテゴリー別では、企業が155件、国立研究開発法人が295件、大学が72件。多様な業界・業種の「コンテンツ」と「リアル体験機会」が一同に登録されており、横断的に検索・閲覧できる。
さらに、幅広い分野構成を持つウェブシステムになっているのも特徴。第1階層として、「サイエンス」「エンジニアリングとテクノロジー」「健康・スポーツ(体育)」「芸術・リベラルアーツ」「数学」「統合的・融合的・探究型の学び」があり、最大第3階層まで構成。
第1階層の分野の件数・割合は、運用開始時点で、サイエンス(件数231、割合25.9%)、エンジニアリングとテクノロジー(同169、19.0%)、健康・スポーツ(体育)(同28、3.1%)、芸術・リベラルアーツ(同51、5.7%)、数学(同4、0.4%)、統合的・融合的・探究型の学び(同408、45.8%)となっている。
また、コンテンツが進化するように工夫を凝らしており、同システムでユニークなテーマを選択した上で、創意工夫をこらしたコンテンツを制作・登録。関係者に「気づき」を与え、総じてコンテンツの進化を呼び起こすサイクルをめざしている。
関連URL
最新ニュース
- 「EDIX(教育総合展)東京」、5月8~10日に東京ビッグサイトで開催(2024年5月2日)
- 第一志望に合格した大学生の5割以上が、2回以上「志望校が変わった」と回答=武田塾調べ=(2024年5月2日)
- アディッシュプラス、宮崎市による「宮崎市こころつなぐライン相談」事業を受託(2024年5月2日)
- Adecco、東京都「デジタル人材育成支援事業(短期集中コース)」の運営を開始(2024年5月2日)
- DNP、不登校児童・生徒などを支援する3Dメタバースを東京都の30自治体等に展開(2024年5月2日)
- ラインズ、入退室管理システム「安心でんしょばと」仙台市で一斉導入(2024年5月2日)
- コドモン、大阪府摂津市のこども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月2日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が山梨県南アルプス市で提供開始(2024年5月2日)
- ミラボの子育て支援アプリ「子育てモバイル」、岐阜・美濃市が導入(2024年5月2日)
- iU、eスポーツルーム開設 新年度から正式カリキュラム化も検討(2024年5月2日)