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2023年5月12日
DXプラットフォーム「Schoo Swing」、対面授業に向けた新機能を追加
Schoo(スクー)は11日、同社の高等教育機関向けDXプラットフォーム「Schoo Swing」(スクースイング)に、対面授業に向けた新機能を追加したと発表した。
コロナ禍の行動規制の緩和に伴い、対面授業を再開する高等教育機関(大学・専門学校)が増えていることを受け、従来のオフライン授業にオンラインの利点を組み込み、学習体験をアップデートさせていく。
同プラットホームは、授業特性に合わせたオンライン/オフライン/ハイブリッドの授業形式を1つのツールで実現できる、CMS/LMS一体型のクラウドベースのプラットフォーム。
追加した新機能の1つは、対面授業の双方向性を高める機能。教室で受講する生徒とコミュニケーションが取れる「対面授業モード」を追加したほか、教室の限られたスペースでの活用や端末の持ち運びの利便性の観点から、各授業をスマホでも受講できるようにした。
「対面授業モード」を活用することで、大人数・大教室で学生から質問・意見を集めにくい授業でも挙手して発言するハードルが低くなり、議論が活発化しやすくなったり、教員が学生の理解度に合わせて補足説明をしやすくなる。
また、同プラットホームでは視聴ログ・出席情報・課題提出状況・確認テスト結果など、学生IDに紐づいた様々な学習行動データも蓄積でき、個々の学生のサポートや授業の質改善にも役立てられる。
今回の新機能追加で、各動画コンテンツについて、①動画のどの部分を視聴したかの「視聴箇所」、②スキップ・巻き戻し・一時停止といった「動画プレイヤーの操作履歴」、③「なるほど」「もやもや」ボタンの押下やコメント投稿などの「動画内アクション履歴」―の3点を、学生全体はもちろん、一人ひとりの学生についても表示できるようになった。
同プラットホーム上にアップロードした授業資料(PDFコンテンツ)についても、各学生のページごとの閲覧時間が把握できるようになり、ページごとの学生全体の閲覧率のほか、各学生がどこまで閲覧し終えたか、また特に長く閲覧したページはどこかも分かる。
また、動画コンテンツに関する学生の行動データは管理画面にヒートマップとして表示され、学生のアクション量の相対的な多寡・濃淡を視覚的に分かりやすく把握できる。これにより「動画のどの時点で学生の反応が多かったのか」という細かい分析も可能になった。
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