2024年1月15日
経理・財務の51.8%が「経済・経営・商学関連」の学部・学科出身者 =MS-Japan調べ=
MS-Japanは11日、同社が運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」が、「管理部門の出身学部・学科の実態調査2024」の結果を明らかにしたことを発表した。
同調査は、2023年1月1日~2023年12月19日にMS Careerが提供する人材紹介サービス「MS Agent」に登録された大学・大学院卒の転職希望者のデータから実態についてまとめたもの。

それによると、経理・財務経験者の出身学部・学科において、「経済・経営・商学関連」が最多の51.8%。次いで「法律・政治関連」が12.8%、「文学・人文・人間・心理関連」が7.9%と続いた。ほとんどの年代で「経済・経営・商学関連」が半数以上を占めていることが分かった。

人事・総務経験者の出身学部・学科トップ3は、「経済・経営・商学関連」が31.8%、「法律・政治関連」が17.6%、「文学・人文・人間・心理関連」が12.4%だった。年代別においては、「経済・経営・商学関連」の割合が多いものの、20代~40代は他職種と比較すると他の学部・学科の割合が多く、人事・総務ならではの学部・学科の偏りはなかった。

法務経験者の出身学部・学科では、「法律・政治関連」が72.5%と2番目に割合の多い「経済・経営・商学関連」の10.5%と大きく差がでる結果となった。年代別で見てみると、20代・30代は8割程度が「法律・政治関連」の学部・学科出身者であることが分かった。
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