2024年7月2日
「中退(中退検討)前に得られていれば、中退しなかったと思うサポート」=ジェイック調べ=
ジェイックは6月28日、中退者専門の就職支援サービス「ジェイック 中退就職カレッジ」が実施した「中退に関するアンケート」の結果を発表した。

「大学や専門学校への進学理由」は、「なんとなく/親や先生に言われて/進学するのが当たり前だと思った」が39.8%、「資格を取りたかった/就活に有利になると思った/仕事に役立つと思った」が21.7%、「教養を身に着けたい/勉強や研究をしたいと思った」が19.6%、「学歴が欲しかった」が15.2%、「自由な時間が欲しかった」が3.7%。

「実際に中退をしたのは(する予定なのは)入学後何年目か」は、「1年目」15.6%、「2年目」24.3%、「3年目」23.1%、「4年目」20.9%、「5年目」10.9%、「6年目」3.4%、「7年目」1.6%、「8年目」0.3%。
2021年度・2022年度と比較すると、「1年目」「2年目」「3年目」はそれぞれ1.9~5.7ポイント増加している一方、「5年目」「6年目」「7年目」「8年目」はそれぞれ1.5~5.3ポイント減少していて、中退する年次が早期化しているという。

「中退理由」は、「授業内容に興味が持てなかったから」が27.9%、「留年したから」が22.8%、「経済的事情・家庭問題」が17.9%、「授業についていけなかったから」が14.8%、「体調不良」が7.2%、「サークルや部活、バイト等に熱中したから」が4.5%、「気の合う友人がいなかったから」が4.1%、「同期や友人が就職・卒業したから」が0.7%。

「中退(中退検討)前に得られていれば、中退しなかったと思うサポート」を2つまで聞いたところ、「学習支援(教員や職員等からの)」が37.8%、「心理相談(教員や職員等との)」が29.9%、「高校でのキャリア教育(大学進学~卒業~就職までを見据えた)」が28.4%、「経済支援(授業料免除、給付奨学金など)」が27.4%、「心理相談(学外の臨床心理士等の専門職との)」が25.9%、「大学等学内でのキャリア相談」が19.4%、「大学等学内でのキャリア教育(大学卒業~就職までを見据えた)」が16.4%、「学習支援(学外の機関等からの)」が14.9%。
調査概要
調査対象:「ジェイック 中退就職カレッジ」受講生
調査期間:2023年4月1日-2024年3月31日
調査方法:Webアンケート
総回答者数:325名
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













