2024年8月7日
就活生の生成AIの活用は昨年から20pt以上増加 =マイナビ調べ=
マイナビは5日、就活におけるAI活用に関する調査データを発表した。

それによると、25年卒の学生を調査した結果、生成AIの利用経験は前年から20.5pt増の59.7%と大きく増加。就職活動においても3人に1人以上が生成AIを利用した経験があるという結果となった。
生成AIの活用方法として、主にエントリーシートの作成に活用されていたが、意外な使われ方として模擬面接対策としても利用されていることが分かっている。プロンプト(AIへの指示)の入力方法を工夫している傾向が見られる。
企業の採用担当者に、就職活動において学生が生成AIを利用することについてどう思うか聞いたところ、約6割の企業が就活でのAI活用にポジティブな考えを持っているという意外な傾向が分かった。生成AIの活用方法が多様化する中で、「面白い使い方をした学生がいれば評価したい」とAIを使いこなすことをスキルとして捉える企業の声が挙がっている。
マイナビが提供するAI選考サポートツール「PRaiO(プライオ)」の調査によると、24年卒と25年卒を比較して、剽窃検知率は1.6倍に増加していることが分かっている。26卒のAI就活が進む中で、就職活動を全て生成AIにゆだねるのではなく、リテラシーをもって活用する必要がある。
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