2025年2月20日
フローレンス、都内在住の障がい児・医療的ケア児家庭の学校付き添い調査
フローレンスは19日、都内在住の障がい児・医療的ケア児家庭の保護者の学校付き添いの実態調査の結果を公表した。


調査は、東京都内に在住の障がい児・医療的ケア児(6~18歳)を持つ保護者を対象に12月25日~1月15日に行われ、63件の回答を得た。それによると、約9割の保護者が学校付き添いを経験し、そのうちの9割が日中に校内や学校近辺で付き添っていた。


付き添いによって約6割が心身の負担を感じ、約4割が仕事への影響(退職・休職・勤務時間の短縮)があると回答した。また、付き添い時の医療的ケアの約9割は第三者により代替可能であると回答し、9割以上の保護者が代替を希望していた。
こうした結果を踏まえ、同団体では、訪問看護ステーションなどの第三者が子どもの医療的ケアを保護者に代わって学校で実施できるよう、重症心身障がい児および医療的ケア児を対象とした東京都の「在宅レスパイト・就労等支援事業」の学校での利用を提案している。
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