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2025年2月25日

すららネット、AI教材「すらら」がメタバース「ほっかいどう メタ☆キャンパス」で継続利用

すららネットは、同社のAI教材「すらら」が、北海道教育委員会が2024年にオープンした、メタバース(仮想空間)で学習支援や教育相談などを行う「ほっかいどう メタ☆キャンパス」の学習教材として、2025年度も継続利用される見込みになったと発表した。

国の調査によると、北海道内の公立小・中学校の不登校児童生徒数は、小学校4554人、中学校8463人で過去最多の約1万4167人で、そのうち約25%の児童生徒が学校内外の専門的な相談・指導などを受けていないという。

そこで道教委は今年度、国の委託事業として、学校内外で専門的な相談・支援を受けていない不登校児童生徒を支援するため、オンラインを活用した不登校支援ネットワークを構築。必要な支援の検討のほか、オンラインを活用した教育相談や学習支援、保護者への支援など効果的な支援体制を整備するための調査研究を開始した。

その取り組みの1つとして、「ほっかいどう メタ☆キャンパス」を2024年8月26日にオープン。AI教材「すらら」を、不登校児童生徒の学習ツールとして活用し、約20人の生徒が学習を開始した。この取り組みの成果から、2025年度も「すらら」の活用を継続して、利用希望生徒を募る予定。

「すらら」は国語、算数・数学、理科、社会、英語の5教科、小学校から高校生まで12学年分のレクチャー、ドリル、テストを網羅したオールインワン教材で、最大の特長は、アニメの教師と生徒のキャラクターが登場するレクチャー動画。

このレクチャー動画では、一方的に教えるのではなく、生徒キャラクターと教師キャラクターの会話形式で進行。学んだことを数分ごとにアウトプットさせることで、双方向の学習体験を作り出し、自然と理解を深めることができる。

こうした特長から、「すらら」は不登校児童生徒の家庭学習だけでなく、全国各地の自治体の不登校支援事業でも学習教材として採用されているほか、フリースクールや通信制高校などでも導入が進んでいる。

「ほっかいどう メタ☆キャンパス」での利用

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AI教材「すらら」

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