2025年6月11日
対話式ICT教材「すらら」、東京都内の一時保護施設計14カ所が利用
すららネットは10日、同社のAIを活用したアダプティブな対話式ICT教材「すらら」
が、新たに東京・世田谷区と板橋区の一時保護施設でも導入されることになり、都内の同施設計14カ所で利用されることになったと発表した。
同施設は、児童福祉法に基づき、保護を必要とする子どもたちを一時的に預かる施設で、保護期間中は学校に通えないケースも多く、施設内での学習が重要な役割を果たしている。子どもたちの年齢や学習歴が多様な同施設では、一人ひとりに応じた柔軟な学習支援が求められており、その実現に向けた取り組みが重ねられてきた。
同社では、こうしたニーズに応えるかたちで2021年から同教材の導入を進めており、すでに一部の施設では継続的に活用されている。今回、世田谷区と板橋区での導入が決定したことで、同教材は都内の同施設計14カ所で利用されることになった。また、東京都以外の自治体からも関心が寄せられており、同施設での学習支援の取り組みは、今後さらに広がっていくと思われる。
「すらら」は、小学校~高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会の5教科の学習を、教師役のアニメキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるアダプティブなICT教材。
レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能で、一人ひとりの学力に応じて「理解→定着→活用」のサイクルを繰り返し、学習内容の理解と定着をワンストップで実現。学習塾をはじめ、小・中・高校、高等教育機関、放課後等デイサービスや個人学習など幅広い活用が広がっている。
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