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2025年7月29日
IGS、子どもの「気質」を科学的に可視化するサービス「First GROW」を提供開始
Institution for a Global Society(IGS)は28日、未就学~小学校低学年の子どもを対象にした、「気質」(生まれもった特性)測定の新サービス「First GROW」(ファースト・グロー)の提供を、7月から開始したと発表した。
同サービスは、保護者や保育者がスマホなどで回答したアンケート(約5分)をもとに、子どもの特性を8タイプに分析。その結果を、園や家庭、学童・習い事教室などの現場に応じたレポート形式で提供し、子どもの特性に応じた声かけや接し方のヒントを伝える。
たとえば「落ち着きがない」は「好奇心旺盛」、「人見知りが激しい」は「慎重で観察力が高い」など、子どもの行動の背景には、生まれ持った特性が影響していることがあり、同サービスでは、子どもの行動を「良い」「悪い」で評価するのではなく、その奥にある特性を科学的に捉える視点を提供。
生まれ持った特性という「その子らしさの原点」を理解することで、教員や保護者が、子どもの可能性を引き出す関わり方を見つけられるようになる。
保育園・幼稚園などでベテラン職員が培ってきた「子どもを見る力」は、多くが経験に基づいた暗黙知で、同サービスは、その暗黙知を形式知に変え、チームで共有できるようにする。特に経験の浅い若手職員や中途入職者、パートタイムスタッフにとっては、「子ども理解のベース」として活用できる実践的なツールになる。
同サービスでは、施設向けと保護者向けの2種類のレポートを提供。それぞれの視点に合った情報を整理しつつ、双方が共通の理解を持つことで、子どもにとって安心・安全な育ちの環境づくりにつなげる。
「First GROW」概要
提供開始:7月~
測定・分析方法:
・保護者にアンケートを実施(35問・約5分/スマホ・タブレット・PCを利用)
・レポート提出(施設向け、保護者向けの2種類)
主な内容:
①科学的根拠に基づいた測定と分析
信頼性の高い国際的な気質理論をベースにしつつ、現代の子どもたちの生活環境に合わせて独自に開発した分析手法を採用。スマホや動画視聴といった現代特有の刺激環境が子どもの行動に与える影響も加味し、アンケート(35問・約5分)の結果をもとに、子どもの気質をわかりやすく8タイプに分類
②現場に応じたレポート設計(施設向け、保護者向けの2種類を提供)
③連携と育ちの一貫性を支援
園・家庭・習い事など多様な育ちの場で、子ども理解を共有できるようになる
価格:目安として1施設あたり10万円~
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