2025年10月22日
ランドセルにぜひ搭載してほしいと思う機能は「GPS機能」53.1% =NEXER・ララちゃんランドセル調べ=
NEXERは20日、「ララちゃんランドセル」と共同で、「小学生以下の子どもがいる、もしくは将来的に子どもが欲しい」と回答した全国の男女113名を対象に実施した「未来のランドセル像」に関する調査結果を発表した。

それによると、「現在、タブレット端末などの導入により、ランドセルが重くなる傾向にあります。重量の問題について、今後ランドセルに最も改善してほしいことは何ですか?」の問いには、「超軽量化」が38.9%と約4割を占めた。「分散機能の強化」が23%、「登下校時のサポート」が21.2%と続き、物理的な軽量化と重さを感じさせない工夫の双方が重要視されていることが分かる。
「超軽量化」の回答理由には「自分が小学生の時重かったから(20代・男性)」「毎日重い荷物を持つのが大変そうだから(30代・女性)」、「分散機能の強化」の回答理由には「一年生は身体が小さく重たそうにしているから。また、重いと後ろに重心がいって猫背気味になっている子が多いように思うので(30代・女性)」などの声が寄せられた。

「今後、ランドセルにぜひ搭載してほしいと思う機能を1つだけ選んでください」の問いには、「GPS機能」が53.1%と過半数を占めた。次いで「防犯ブザー一体型」が19.5%、「反射材の強化」が8.8%と、上位は子どもの安全に関わる機能で占められている。
「GPS機能」の回答理由には「今はスマホでGPSが流行っていたり便利だが、スマホは学校に持っていけないからランドセル自体に埋め込まれていたりしたらすごく便利だなと思うから(20代・女性)」、「防犯ブザー一体型」の回答理由には「防犯ブザーがランドセルにぶつかることで壊れたりするので、一体型なら壊れなさそう(40代・女性)」などの声が寄せられた。

「ランドセルのデザインや使用期間について、今後どのように変わっていくべきだと思うか、当てはまるものをすべて選んでください」の問いには、「デザインの多様化」が40.7%で最多。「使用期間の短縮」が33.6%、「義務教育終了後も使えるデザイン」が22.1%と続き、高価なランドセルを6年間使い続けるという慣習への疑問が伺える。「カラーの多様化」14.2%や「ジェンダーレスなデザイン」11.5%と現代に合わせた要望も多く見られた。
「今後のランドセルに求めたいことを自由にお書きください」の問いには、「頑丈さはそのままに軽量化と価格の引き下げ」が強く求められている。また、「リュックのような形状の許可」や「デザイン・カラーの多様化」により、個性を尊重し、子どもの負担を減らす柔軟な選択肢が望まれている。タブレット時代を見据え、コンパクトで使いやすい形への変革も重要視されていることが分かった。
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