2025年11月28日
モノグサ、麻布大学附属高校の記憶のプラットフォーム「Monoxer」導入事例を公開
モノグサは26日、提供する記憶のプラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」の、麻布大学附属高等学校の導入事例を公開した。
国語学習に導入され1年で、全国模試における古文・漢字分野の平均点が全国水準を上回ったほか、学習データの可視化を通じて、評価の公正化や教員業務の効率化にもつながったという。
同校は、「S特進クラス」「特進クラス」「進学クラス」の3クラス制、生徒一人ひとりの習熟度に応じた指導を行っている。国語科では、古文単語や漢字の読み書きといった基礎的語彙力の定着を重視してきたが、暗記学習が「退屈」「どこから手をつければいいかわからない」と感じる生徒も多く、学習習慣の継続が課題となっていた。
そこで、2023年度からMonoxerの本格運用を開始。「学びを無理なく日常に取り入れる」ことをコンセプトに、授業内で毎回5分間Monoxerに取り組む時間を設けたほか、自習に迷う生徒には「まずMonoxerから始めよう」と促すことで、日々の学習の入口として定着させた。
また、漢字学習では教員自身が事前にシミュレーションを行い、「大人でも続けにくい」と感じる量を上限とした”ちょうどよい負荷”を設定。無理なく続けられる分量とすることで、長期継続しやすい環境づくりを行った。
Monoxer上では、学習の進捗率が%で表示されるため、「あと少しで100%」を目指す自然な競争意識が教室内に生まれ、学習習慣の定着につながっているという。加えて、リアクション機能で「いいね!」「ファイト!」といったスタンプを送り、生徒のモチベーション維持にも活用している。
導入後は、小テストの作成・採点・集計にかかっていた教員の負担が削減され、学習データに基づく定量的な評価も可能になった。これにより、評価基準の透明性が高まり、生徒へのフィードバックも効率化されたという。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











