2026年1月7日
小中生のデジタルデバイス使用、保護者の76.5%が「不安や悩みを感じている」 =ヨメルバ調べ=
KADOKAWAが運営する、子どもの読書を応援するウェブメディア「ヨメルバ」は6日、小中学生の子どもを持つヨメルバ会員383人を対象に実施した、「子どものデジタルデバイス利用に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「子どもがどのようなデジタルデバイスを使っているか」を聞いたところ、最も多かったのは「学校から貸与されたタブレット/PC」で、約4割(39.9%)の子どもが使用していると回答。以下、「ゲーム機(Nintendo Switch、PlayStationなど)」37.3%、「スマホ(本人専用)」34.7%などが続き、「デジタルデバイスは使用していない」は18.8%に留まり、8割以上の子どもが何らかのデジタルデバイスを使用しているという結果になった。
では、それぞれのデバイスはどのように使用されているのか? 学校貸与のデバイスとそれ以外に分けて使用目的を調査したところ、学校貸与デバイスの利用目的TOP3は、「宿題や課題の提出」78.4%、「インターネットで学習内容を調べる」52.9%、「発表用の資料/レポートをまとめる」41.2%で、多くの子どもが学習のために使用している様子が伺えた。
一方で、「学習と関係のない動画を見る」「学習と関係のないゲームやアプリで遊ぶ」という回答も一定数見られた。
また、学校貸与デバイスが主に「学び」に使われているのに対し、家庭用のデバイスは動画やゲームといったエンタメのために使っている子どもが多かった。だが、家庭用デバイスを「学習アプリの利用」のために使っている子どもも3分の1程度いるなど、1台のデバイスの中で「学び」と「娯楽」が混在している状況も伺えた。
「習い事の学習アプリがタブレット形式なので勉強に使えると思う一方、YouTubeで変な動画や子ども向けではなさそうな動画を勝手に見たりしているので、タブレットを見て過ごす時間を子ども任せにはできないなと思う」という声も寄せられており、「学び」と「娯楽」のバランスをどう保つかが大きな課題のようだ。
家庭用デバイスの使用時間については、平日は「1時間未満」が56.3%で、「3時間以上」は8.1%に留まったが、休日は「1時間以上」が62.6%、「3時間以上」も23.2%と、かなりの時間を費やしていることが分かった。
また、「子どものデジタルデバイス使用に関して不安や悩みを感じることはあるか?」と尋ねたところ、保護者の76.5%が「不安や悩みを感じることがある」と回答した。
具体的な不安要素について訊いてみると、「依存や使いすぎ」「視力への影響」が約75%と特に多かった。3位の「ネット上のトラブル (課金、SNS、知らない人とのやりとり)」も約半数(48.7%)が不安視しており、利用時間、健康、そして安全性に関する悩みは、多くの保護者が共有する大きな課題になっているのが分かる。
これ以外にも、「WEB上の配慮の足りない言葉遣いに慣れてしまうこと」「不適切な広告に触れてしまうこと」といった、子どもが触れるコンテンツ内容の管理の難しさや、「今は姿勢がとにかく気になる。最初は座っているが、だんだんとだら~っという姿勢になって…。座って姿勢正しく利用できるアイテムがあったら知りたい」など、姿勢が気になるという声も複数寄せられた。
この調査は、子どもの読書を応援するサイト「ヨメルバ」の会員を対象に、2025年11月1~30日にかけてインターネットで実施した。有効回答数612人のうち、小中学生の子どもを持つ保護者383人の回答結果をまとめた。
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