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2026年3月4日

生成AI、小中生の74.5%が「学校の授業で使ったことがない」=光村図書出版調べ=

光村図書出版は3日、全国の小学生347人と中学生171人の計518人を対象に実施した、「第5回 子どもの『好き』に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

同調査では、全国の小・中学生を対象に、学習や遊びなどに関わる質問を行い、子どもたちの好みや関心・意欲などについて調査・分析しているが、第5回となる今回は、近年、普及が進む「生成AI」に焦点を当て、学校や日常生活での生成AIの使用状況や目的、生成AIに対する考え方などについて調査した。

それによると、「学校の授業で、生成AIを使ったことがあるか」と尋ねたところ、全体では「ある」が25.5%、「ない」が74.5%となり、生成AIを使ったことがない子どもが多数を占めた。小学生と中学生を比較すると、「ある」と回答した割合は中学生のほうが高く、その差は16.1ptとなった(小学生20.2%、中学生36.3%)。

また、「学校以外の日常生活で、生成AIを使ったことがあるか」との質問には、全体では、「ある」が35.9%、「ない」が64.1%となった。学校の授業での使用状況と比べると、日常生活の「ある」の回答のほうが、10.4pt高い結果となった(学校の授業25.5%、日常生活35.9%)。

小学生と中学生を比べると、「ある」と回答した割合は小学生が31.1%、中学生が45.6%となり、中学生のほうが14.5pt高かった。中学生の約半数が日常生活でAIを使用していることが分かった。

次に、「学校と日常生活で、普段、どの生成AIをよく使っているか」と聞いたところ、 全体では、「学校」「日常生活」ともに、「ChatGPT」が最も多く約8割に達した。2位の「Google Gemini」は約3割にとどまった。

「学習(学校での学習/家庭での学習)で、普段、どんな目的のために生成AIを使っているか」との質問には、全体では、「学校での学習」「家庭での学習」のいずれにおいても、「好きなことや分からないことについて調べる」が約7割で1位だった。

2位以降は、「学校」と「家庭」で異なる結果となり、「学校での学習」では、2位が「たくさんの情報の中から重要な内容を選ぶ」22.7%、3位が「自分で書いた文章や発表原稿などに対してアドバイスをもらう」21.2%だったが、「家庭での学習」では、2位が「雑談をする」19.0%、3位が「悩みごとの相談をする」18.4%だった。

また、「学習(学校での学習も家庭学習も含める)で生成AIを使うことで、自分の能力が伸びそうだと思うか」と尋ねたところ、「分からない」が50.6%と最も多かった。「そう思う」は29.2%で、「そう思わない」の20.3%を8.9pt上回った。

さらに、「生成AIがあれば、これから勉強していく必要がなくなっていくと思うか」と聞いたところ、「そう思わない」が45.8%と半数近くなり、「そう思う」の20.1%を25.7pt上回った。

最後に、「生成AIにしてもらうよりも、教師・友達や家族など人間と一緒にするほうが好きだと思うこと」を尋ねたところ、全体では、「雑談をする」44.2%が最も多く、次いで「好きなことや分からないことについて調べる」41.3%、「悩みごとの相談をする」34.9%となった。

小・中学生別に見ても、上位3項目は全体と同じだったが、4位は異なる結果となった。小学生では「絵や音楽をつくる」24.2%、中学生では「自分で書いた文章や発表原稿などに対してアドバイスをもらう」21.1%がそれぞれ4位だった。

この調査は、全国の小・中学校に通う児童・生徒(児童・生徒本人に聞き取り、保護者が回答)を対象に、1月7~9日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は518人(小学生347人、中学生171人)。

調査結果の詳細

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光村図書出版

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