2026年3月18日
コンプライアンス教育の実態、効果が出ない理由「受講が目的化」62.8% =リスキル調べ=
リスキルは16日、全国の企業で人事を担当する413名を対象に実施した「コンプライアンス教育に関する意識調査」の結果を公開した。
それによると、現在取り組んでいるコンプライアンス教育の手法では、最も多く取り組まれている手法は「eラーニング(動画視聴やテスト)」33.9%。次いで「定期的な注意喚起やリマインド(14.3%)」「実地での研修(対面・集合)(13.6%)」と続いた。
一方、31.7%の企業が「特に実施していない」と回答。企業間で取り組みに明確な差があることがわかった。
実施している教育の効果認識では、「効果的だと言える」「どちらかと言えば効果的だと言える」を合わせると72.4%が肯定的な評価を示した。残りの27.7%は現状の手法に十分な手応えを感じていないと回答。約3社に1社で課題が残る状況。
効果が出ていない理由では、知識の難易度よりも、受講者の意欲と実施頻度が教育の実効性を大きく左右していることが示された。特に、「受講すること自体が目的(作業)になっている」と感じている担当者が多いことが分かった。
意識の定着に有効とされる施策については、意識の定着に有効だと考える手法として最も多く挙げられたのは、「頻繁な注意喚起やリマインド(想定:隔週〜月1回)」で36.8%。しかし、実際にこの施策に注力できている企業は14.3%にとどまる。「こまめに伝えることの重要性」は広く認識されているにもかかわらず、運用面では理想と現実の間に大きなギャップが生じている。
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