2026年4月7日
2026年度新入社員は“AIネーティブ予備群” 92.6%が「仕事でのAI活用必要」=ALL DIFFERENT調べ=
ALL DIFFERENTは3日、ラーニングイノベーション総合研究所と共同で、2026年に企業に入社する新入社員を対象に実施した「入社直前意識調査」から、AI活用に関する意識について調査・分析した結果を公表した。

それによると、生成AI(ChatGPTやGemini、Copilot など)をどのくらいの頻度で使っているかの問いには、「ほとんど毎日使う」(23.7%)、「週に数回使う」(42.5%)、「月に数回使う」(19.9%)、「ほとんど使わない」(9.4%)、「全く使わない」(4.5%)の結果となった。

生成AIの利用目的については、「調べものや情報収集」の割合が最も高く45.9%。「思考の整理」(39.8%)、「アイデア出し」(34.2%)、「メールの作成」(33.8%)、「勉強のサポート(専攻分野の勉強、資格試験、語学など)」(33.1%)が3割超で続いた。

生成AIを使うときに工夫したことや注意したことについての問いでは、「自分でも一度考えたり調べたりした」が55.3%でトップ。「最適な結果を得るため、プロンプト(指示文)を工夫した」も51.1%で半数を超えた。
しかし、「情報の正確性を確認した」は46.6%、「出力結果をそのまま使用せず、自分の言葉で表現しなおした」は44.7%と、半数以下となった。

生成AIを使う上で不安に感じることは、「情報の正確性」が73.3%と最多。次いで「自身で思考・創造する能力の低下」(54.1%)、「個人情報・プライバシーの保護」(48.1%)、「著作権上の問題」(33.5%)となった。

生成AIの存在が、就職活動や仕事選びにどのように影響したかの問いでは、最多は「特に影響はなかった」で36.5%。次いで「自分の価値観や大切にしている軸が明確になった」(28.2%)、「志望業界や職種の選択肢が広がった」(24.1%)、「キャリアに必要なスキルを考えるきっかけになった」(17.3%)とポジティブな回答が続いた。
一方、「自分のスキルが将来通用するか不安になった」(11.7%)、「スピードや競争が激化する不安を感じた」(10.9%)などのネガティブな影響に関する項目は1割程度にとどまった、
回答全体を通して、ポジティブな影響に関する回答の割合が高く、ネガティブな影響に関する割合は低い傾向となった。

これから働くうえで、AIを活用する必要性についての問いでは、「非常に必要性を感じる」(48.9%)、「やや必要性を感じる」(42.9%)、「あまり必要性を感じない」(4.9%)、「必要性を感じない」(3.4%)となり、91.8%の新入社員が「働くうえでAIは必要」と回答する結果となった。
この質問に対して、その選択肢を選んだ理由には、「AIを使わないという選択肢はない」といった声がある一方、「誰でも使用しているからこそ、他の人との差別化を速いうちから考えておくことが重要」「AIにできることとできないことを理解しておかないと代替される可能性がある」など、AIを活用するだけでなく、AIを「使いこなす必要性」も感じていることがうかがえた。

生成AIの進化によって、将来や今後の仕事に不安を感じるかの問いでは、「非常に不安を感じる」(6.8%)、「やや不安を感じる」(39.8%)、「あまり不安を感じない」(43.6%)、「全く不安を感じない」(9.8%)だった。
「非常に不安を感じる」と「やや不安を感じる」の合計は46.6%、「あまり不安を感じない」と「全く不安を感じない」の合計は53.4%で、不安の有無はほぼ拮抗していたが、不安を感じない層がやや高い割合となった。

回答者全員に、生成AIの進化によって自身の将来や今後の仕事についての不安を質問したところ、最多の回答は「自分の仕事が置き換わる(仕事がなくなる・減る)」で27.2%。次いで「スキル(思考力・判断力など)の低下」(20.3%)、「期待される役割の変化」(15.5%)、「人間らしい価値(創造性・共感など)の低下」(12.5%)が続いた。「特にない」はわずか0.4%だった。
まだ社会人として働いた経験がない新入社員も、AIの進化による自身の将来や仕事への影響を少なからず感じている様子がうかがえた。
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