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2026年6月12日
マイクロシミュレーション、AI採点システム「testus」で化学式の自動採点機能提供開始
マイクロシミュレーションは10日、生成AIを活用したAI採点システム「testus(テスタス)」で、手書き答案の化学式自動採点機能の提供を開始したと発表した。
同サービスはこれまで、記号・マーク式問題や記述式問題に加え、帯分数や連立方程式、微分積分などの数式採点に対応してきた。今回、新たに元素記号や化学式、同位体表記の自動認識・採点機能を追加し、理科分野での自動採点対象を拡大した。
化学の答案では、原子の種類や個数、電荷、質量数などを正確に読み取る必要があり、文字の位置関係によって意味が変化するため、自動採点が難しい領域とされてきた。testusでは、化学式を単なる文字列ではなく「構造データ」として解析する仕組みを採用。元素の種類や原子数、イオンの電荷、同位体の質量数などを構造的に認識し、化学的な意味に基づく採点を可能にしたという。
また、採点設定画面では添字や電荷を含む実際の化学式表記を表示できるため、教員は視覚的に確認しながら正答を設定できる。さらに、既存の自動採点機能や採点基準自動生成機能、個別フィードバック機能と組み合わせて利用でき、採点業務を一元化できる。
同社は今後、電子式や化学反応式、半反応式、化学平衡に関する式など、より高度な化学分野への対応も進める方針。理科教員の採点負担軽減と、生徒と向き合う時間の創出を目指すとしている。
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