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2026年8月5日
電通、子どもの“なんで?”を育む対話型AIぬいぐるみ「なんでちゃん」に教育視点導入
電通は4日、社内横断型の社会課題解決ユニット「シャカツ」が2025年に開発した子どもの“なんで?”を育み、子どもと保護者の対話のきっかけを提供する対話型AIぬいぐるみ「なんでちゃん」をアップデートし、新たに教育視点を導入したと発表した。
今回のアップデートでは、電通グループのR&D組織「電通イノベーションイニシアティブ」ならびに教育工学および生成AIを専門分野とする東京大学 大学院工学系研究科 吉田塁准教授と協働で実施した家庭内実証実験の結果を踏まえている。
これにより、「なんでちゃん」は子どもの素朴な“なんで?”に寄り添いながら、答えを一方的に与えるのではなく、対話を通じて一緒に考える体験を提供する。
なお、本アップデート後の「なんでちゃん」との対話を体験できるイベント「夏休みのなんで展」を8月18日(火)~2026年8月31日(月)まで、東京・代官山 蔦屋書店で開催する。
近年、生成AIの急速な進化により、疑問に対して即座に答えにたどり着ける環境が広がっている。その結果、子どもが自ら“なんで?”と問いを立て、その理由を考えたり、周囲の大人と対話を通じて問いを深める機会が奪われ、子どもの主体的な思考や好奇心を育む機会が失われつつある。
こうした状況に対応するため、同社は、子どもの認知発達に最適なAI設計を目指し、“すぐに答えを教えない”AIロボット「なんでちゃん」を開発した。考えるためのヒントを与え、「あなたはどう思うか」と問い返すことで、思考の深化や発想の広がりを促す対話を実現している。対話設計・インターフェイスデザインなどに、同社のクリエイターのノウハウが活用され、子どもが自発的に「なんでちゃん」と会話し、問いを楽しめるよう設計されている。
今回の実証実験では、子どもたちから「自ら考えるきっかけになった」との反応が見られました。また、保護者からも、「なんでちゃん」との対話が、子ども自身の興味・関心について深く考える機会につながったとの声が寄せられた。これらの結果から、「なんでちゃん」は、子どもの思考力を引き出す存在として機能するとともに、子どもと保護者のコミュニケーションを豊かにする可能性が示されたという。
夏休みのなんで展 概要
開催期間:2026年8月18日(火)~2026年8月31日(月)
開催時間:9:00~22:00
開催会場:東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山 蔦屋書店 1号館2階 KIDSフロア
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