2015年5月15日
コアシステムズ/「生徒の心のSOS対策システム」を年間無料で提供
コアシステムズは14日、「生徒の心のSOS対策システム i@signal(アイシグナル)」を機能強化し、年間無料で提供すると発表した。
このシステムは2013年に「いじめ早期発見システム」として運用を開始し、東京都品川区教育委員会をはじめとして全国の小・中・高等学校で利用されていたが、川崎市の男子中学生の事件を受け「いじめ」に絞らず広く子どものSOSも受信できるようシステムの変更と機能強化をおこなった。
システムの内容は、いつでも気軽に相談できるよう予め「シグナルカード」を配布し、携帯電話・スマートフォン(QRコード)やパソコン(URL)で専用ページにアクセスし「誰が」「どうされましたか」などの項目にそって回答してもらう仕組み。24時間受け付けで、相談内容は第三者の手を介することなく、自動で担当の教師のパソコンやスマートフォンに送信される。
痛ましい事件を二度と起こさないためにもSOS対策が必要であり、その仕組み作りの参考やたたき台として役立つならと、同社の創立25周年記念事業として本システムを無料で試行できるよう企画したという。
システムはクラウド形式で提供。通常の場合、費用は初期費用が5400円、利用料は月額3240円だが、2015年度内に申し込みすれば1年間無料で使える。2年目以降は月額利用料のみ必要となる。また同社では、10年前から連絡網「ラインネット」を全国1300を超える学校に販売しているが、それを利用している場合は、i@signal(アイシグナル)の利用料は無料になる。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)