2016年3月2日
CTCの復興支援活動から生まれた電子黒板アプリを無料提供
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は1日、授業での使いやすさを重視した電子黒板アプリ「iTouch(イタッチ)」のiOS版を開発したと発表した。3月中に、iPad向けアプリ「miyagiTouch(ミヤギタッチ)」として、App Storeで無料提供を開始する予定。
「iTouch」は、宮城教育大学安藤研究室と岩沼小学校が共同で2012年に開発したAndroid向けの電子黒板アプリ。タブレット端末をつなぐだけで大型ディスプレイを電子黒板として使用することができる。
たとえば、画像ファイルの掲出や、タブレット端末のカメラを使用して撮影したノートをディスプレイに映し出し、手書きでの書き込みを行いながらクラス全員で情報共有を図ることができる。
また、児童が授業に集中することを妨げないように、あえて多機能にはせず、スムーズな操作性を実現しているという。
CTCは、東日本大震災後、復興支援のためのボランティア休暇制度の拡充や社員向けのツアーの実施、岩沼小学校でのプログラミング教室の開催などの社会貢献活動を行ってきた。
今回、その活動の一環として「iTouch」のiOS版アプリ「miyagiTouch」を開発。ユーザーエクスペリエンスデザインの手法を使い、より直観的にわかり、操作しやすいように改良したという。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)














