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2016年5月6日
DNPが小学校向け「おもてなし」を学ぶデジタル教材
大日本印刷(DNP)は2日、他者と協働し主体的に行動できる児童・生徒を育成する教育プログラムを開発したと発表した。
相手を思いやる「おもてなし」のコミュニケーションを通じて、人間関係の形成や社会参加の大切さを学習するデジタル教材。小学校の高学年向けの2時限分の教材として、道徳や総合的な学習の時間、特別活動などでの利用を想定している。
アニメーションのキャラクターがゲームなどを交えてストーリーを進めていくことで、児童の学習意欲を高めることができ、訪日外国人の増加など、多様な文化や考え方を持った人々と接する機会が増えるなか、一人ひとりがどのように行動すれば良いかを考えるきっかけとなる内容だという。
DNPではこれまで、筑波大学や千葉大学と共同で開発した教材を使い、2015年7月から東京都の数十校の協力を得て小学4・5・6年生を対象に、実証研究を実施。この学習教材は、そうした実証研究を通じて学校の先生等から寄せられた要望などを取りいれて開発したもの。
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