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2016年10月4日
国産初のエンベデッドディープラーニングフレームワーク「KAIBER」発表
ディープインサイトは3日、IoTとEdge Computingに向けた国産初のエンベデッドディープラーニングフレームワーク「KAIBER (カイバー) 」を開発したと発表した。
ほとんどの汎用ディープラーニングフレームワークは、小型デバイスなどへの組み込み用途を考慮せず、エッジコンピューティング (*1) への適用には大きな障害があり、さらに、オープンソースが主流で、商用サポートがきわめて未整備なのが現状。そこで、ディープラーニングを多様な小型デバイスやエッジサーバー、そして、スマートフォンなどの端末アプリケーションに簡単に組み込める使いやすさと、商用ビジネスの展開を支援できるサポート体制を実現するために「KAIBER」の開発に至ったという。
将来爆発的に利用が広がると予測されるIoTデバイス。そこで、すべてのIoTデバイスのデータをクラウドで処理していては実現困難な、リアルタイム性の高いシステムが望まれている。そのための鍵となるテクノロジーが、ディープラーニングとエッジコンピューティング。ディープラーニングは、膨大なデータを分析・理解することに絶大な能力を発揮し、エッジコンピューティングは、IoTシステムのリアルタイム性を高める。この2つのテクノロジーの融合を促進し、多様な産業分野に人工知能の進化をもたらすプラットフォームの実現を目指して、開発が行われた。
「KAIBER」の特徴は、「小さなモジュールを組み込むだけ」「純国産のディープラーニングフレームワーク」「多様なアーキテクチャに迅速対応」「柔軟な課金モデル」の4点。
現在、クローズドβテストを実施しており、今年12月を目標に、今後募集する提携企業への提供を開始する予定。また、来年春までには、有償での商用ライセンスの提供を開始する予定でもある。
*1:エッジコンピューティングとは、中央のサーバーに対し、ネットワークのエッジ (末端) のユーザーに近いところで分散処理させ、クラウドやネットワークのコストを抑え、レスポンスのリアルタイム性を高められる技術。
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