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2017年3月8日
48.5%の高校が”タブレット活用できていない”、旺文社調査
旺文社は8日、高校のICT活用状況に関する調査の結果を発表した。その調査結果からは、タブレット端末を導入した高校のうち、約半数が活用できていないという実態が明らかになった。
調査は、2016年12月下旬~2017年1月中旬にかけて実施。全1346の高校(国公立931校、私立415校)から得られたアンケート結果を分析した。
その調査結果によると、タブレット端末を1台以上導入している高校は全体の29.6%。
また、今後のタブレット端末の配備予定について調査したところ、回答校全体のうち、19.2%が台数に限らず導入の予定があると回答。このうち、1人1台の導入予定している高校は合計33.7%に上った。
一方、既にタブレット端末を導入している高校に、その活用状況について調査したところ、全体の48.5%が、「あまり活用できていない」あるいは「まったく活用できていない」と回答。
また、タブレット端末を活用する上で、どのようなことに課題を感じているか質問すると、「教員の活用スキルの引き上げ」が75.1%と最も多く、「十分な端末数の配備」が61.1%、「ネットワーク環境の整備」が60.3%という回答が続いた。
調査実施要領
調査テーマ:全国の高等学校におけるICT活用状況についての調査
調査対象:旺文社独自リストに基づく全国の国公私立高等学校 計5034 校
※中等教育学校を含む、高等専門学校と高等専修学校は除く
調査方法:対象校に対してアンケートDMを送付し、FAXとWeb ページにて回答を受け付け
調査規模:全1346校(国公立931校、私立415校)からのアンケート回答結果を分析
調査時期:2016年12月下旬~2017年1月中旬
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