- トップ
- 企業・教材・サービス
- PDF作成もモバイルファーストに、モバイルアプリ「Adobe Scan」
2017年6月2日
PDF作成もモバイルファーストに、モバイルアプリ「Adobe Scan」
Adobe(米国)は1日、Adobe Document Cloudを大幅に刷新し、無償のモバイルアプリ「Adobe Scan」を提供開始した。
これにより、モバイルデバイスをスキャナとテキスト認識ツールとして活用できる。同時に、電子印影の作成と添付機能などを強化した「Adobe Sign」の新リリースを提供開始した。
「Adobe Scan」提供開始の背景には、モバイルワークが普及し、仕事やプライベートにおけるスマートフォンやタブレットの利用が拡大する中、経費精算に添付する領収書の処理や契約書の締結などの作業を、場所を問わずに行うことができる高性能で統合されたモバイルアプリやサービスへのニーズの高まりがある。
「Adobe Scan」の主な機能は、「モバイルで高品質のPDFを作成」。領収書、紙の文書、広告などを撮影または画像をカメラロールから選択すると、エッジ検出、切り抜きとキャプチャ、ゆがみ補正、オートクリーニング、影の削除といった処理を自動的に行い、テキストを鮮明かつクリアにする。
次に、「OCR(光学式文字認識)で画像を検索」。紙のテキストや書類を撮影すると、文字を自動的に認識し、Acrobat Reader DCまたはAcrobat DCで選択、コピー、注釈の追加が可能なデジタルテキストに変換。これによりAdobe PDFで検索と編集可能なデータになる。
さらに、「アドビのドキュメントサービスと連携」。Adobe Scanアプリと無償のAdobe Document Cloudアカウントを使用すると、スキャンしたファイルをオンライン上に自動的にアップロードして、保存、共有、アクセスができる。Acrobat DC有償版のユーザーは、ドキュメントの編集、整理、署名の収集などの強化された機能が利用可能。スマートフォンでスキャンしてDocument Cloudにアップロードし、ノートPCで編集してからタブレットで作業の続きを行うこともできる。「Adobe Sign」の新たなモバイル機能を活用することで、どのデバイスからでも自動的にサインを行い、書類を送付することが可能になる。
「Adobe Sign」は、新リリースで電子サインの使い勝手とモビリティを向上した。強化した機能は、クラウドベースの電子署名、クロスデバイスで署名を取得、カスタマイズ可能な電子メールテンプレート、電子印鑑、ServiceNow。ドキュメントワークフローのあらゆるタスクの自動化を容易にするという。
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)