- トップ
- 企業・教材・サービス
- ヤマハ、「おもてなしガイド受信SDK」の無償提供を開始
2017年7月27日
ヤマハ、「おもてなしガイド受信SDK」の無償提供を開始
ヤマハは25日、同社開発の音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」のアナウンス情報の受信機能を、同社製以外のスマートフォンアプリにも追加することができる「おもてなしガイド受信SDK」の無償提供を開始した。

「おもてなしガイド」は、言語や聴力の壁を超えて、誰もがアナウンスの内容を理解できるようにするための「音のユニバーサルデザイン」化支援システム。流れてくる対応アナウンスをスマートフォンのマイクで受信し、その内容を多言語に翻訳された文字で確認することができる。これまで、同社は国内の空港、エアライン、鉄道、バス、商業施設、観光施設、自治体などと連携して実証実験を重ねてきた。また、放送機材関連メーカーと連携を進めて、「おもてなしガイド」対応機器の共同開発にも力を注いできた。
同社は、来年に予定している「おもてなしガイド」の事業化に先立ち、受信SDKの提供を開始することとした。SDK (Software Development Kit) とは、ソフトウェア開発に必要な技術文書やプログラムをまとめたもので、スマートフォンアプリの開発・提供を行う事業者は受信SDKを使用することで、自社製のiOSアプリやAndroidアプリに、対応アナウンスを受信してその翻訳内容を表示する機能を、短期間 (1週間程度) で簡単に組み込むことができるようになる。
これにより、同社が提供している「おもてなしガイド」以外のユーザーでも、「音のユニバーサルデザイン」に対応したサービスが受けられるようになる。また、受信対象のアナウンスを指定できる機能も搭載されており、必要性の高い防災関連アナウンスと通常の一般的なアナウンスをそれぞれ選択できるようにもなっている。
なお、成田国際空港が提供している訪日外国人向けアプリ「TABIMORI-Travel Amulet-」に31日から先行導入が予定されている。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











